参拝レポ☆氣比神宮

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愛視日和
参拝レポ☆氣比神宮

2018.07.30
愛視日和

最近、節句のお祓いについてなど、
神事の中で
皆さんのお役に立てる情報をお届けしています。

今回は神社について。。
氣比神宮（けひじんぐう）の参拝レポです。
二年ぐらい前にも出雲大社の事を書きましたが、
久しぶりですねｗｗ

こちらの神社は、
福井県敦賀にあります。
駅からは徒歩１５分ぐらい。。
（バスでも行けます）

正式には、
「北陸道総鎮守　越前國一之宮
氣比神宮」といいます。
”一之宮”は、あちこちにありますが、
律令制において国司が赴任後に一番最初に
神拝していた神社だそうです。
（詳しい事は省きますが、
時代の変遷と力関係で一之宮が二ヶ所
存在する地域もあるそうです）

要するに、その地域の代表的な神社……とも
言えますね。

「立派な鳥居♡」と思ったら、
日本三大大鳥居のうちの一つだそうです。

ここを参拝したのは、
私の氏神様（氏社）の「神功皇后」と
同じだったからです。
お祀りされている神様は、
伊奢沙別命（いざさわけのみこと）
仲哀天皇（ちゅうあいてんのう）
神功皇后（じんぐうこうごう……奥さん）
応神天皇（その子ども）
日本武尊（やまとたけるのみこと
……仲哀天皇の父）
玉姫命（たまひめのみこと……神功皇后の妹）
武内宿禰命（たけのうちのみこと
……仲哀天皇などの家臣）

それぞれの御祭神をみてみると、
仲哀天皇のご家族は縁があるのは分かりますが、
他も関係のある神様が祀られているのが
分かります。

伊奢沙別命（いざさわけのみこと）は
日本の神社の中で最も多いと言われる
八幡神社の祭神である応神天皇と
名前を交換したという神様だそうです。

古事記の一説にもありますが、
応神天皇が皇太子だった時に
禊をしようとして武内宿禰命と共に
この地を巡っていたのだそう。

その時、夜の夢にイザサワケノ大神が現れて
「私の名を御子の御名に変えたいと思う」と
仰せになったのだとか。
この神様は氣比神宮の
東駐車場横にある「土公」に降臨、
鎮座されたそうです。

七柱の神様が合祀されている関係性が
分かった所で、
それぞれの御神徳を紹介しますね。

◎伊奢沙別命（いざさわけのみこと）
衣食住・海上安全・農漁業・交通安全

◎仲哀天皇（ちゅうあいてんのう）
無病息災・延命長寿・武運長久

◎神功皇后（じんぐうこうごう）
安産・農漁業・海上安全・無病息災・
延命長寿・武運長久・音楽舞踏

◎応神天皇
海上安全・農漁業・無病息災・延命長寿・
武運長久

日本武尊（やまとたけるのみこと）
武運長久・無病息災・延命長寿

玉姫命（たまひめのみこと）
音楽舞踏

武内宿禰命（たけのうちのすくねのみこと）
延命長寿・無病息災・武運長久

なぜ私がこのようにレポ記事を書いて
紹介するのかと言うと、
日本の神様は八百万おられ、
それぞれに叶えて下さる御神徳が違うからです。
自分の願いと違う所に行ってもダメで、
逆に言うと、
ちゃんと自分の願う事の神様の所に行って
お願いすると大きなご利益がある……と
言う事です。

後は、氏神神社や産土神社といった
自分に縁のある所に祀られている神様は
深いご縁で繋がっていると思います。

一度、ご自身に縁のある神様を
調べられてみると、
自分の何かを知るきっかけを頂けるかも
しれませんね＾＾

最後に、番外編を二つ。。
境内には「長命水」という御神水が
ありました。

なんでも、神様を七柱合祀される時の
神宮修営時に地下水が噴出したそうです。
（何と、修営は７０２年！！）
御神徳にも「無病息災・延命長寿」が
たくさん見られるのと、
武内宿禰命が大変長生きされたので
１３００年以上の長きに亘り
長命水の名称で親しまれているそうです＾＾

飲んでみると、
甘くて美味しかった～！！

もう一つは、、
重文大鳥居をくぐると直ぐ左に
「猿田彦神社」もありました。
猿田彦様は
物事の最初にご出現された神様で、
万事最も善い方へお導きになる大神で、
「国初のみぎり天孫を
この国土に御啓行（みひらき）になられた」と
伝えられているそうです。
「細かい事は無し、
量子にまるっとお任せ♪」って感じですねｗｗ

入って早々に歓迎して下さり、
神々しい光で
今回の取材を歓迎して下さいました。
木立の中で逆光なんですが、キラッキラ(*’ω’*)

猿田彦様もたくさんの神社があります。